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ReiNa

INTERVIEW 10代ダンサーReiNaが「実感が湧かないまま飛行機に乗って」辿り着いた場所は?

ReiNa

AI、クリス・ブラウン、ZICO(Block B)など、日本だけでなく海外のアーティストとの共演歴もあるダンサー、ReiNa。コンテストや国内外のバトルでも活躍し、日本はもちろん、海外でワークショップを行なうなど、16歳とは思えないほどの実力と経歴を持ち、活躍している10代のダンサーの中でも抜きん出ているでしょう。そのダンススキルとセンスは一体どこで培われてきたのか。そのルーツに迫ります。

自分の可能性を広げたいと思った



――ダンスを始めたきっかけは?

「5歳のときに友達に誘われて始めました。そのときは『ハム太郎』とかの曲に合わせてお遊戯みたいな可愛いダンスをやっていたんです(笑)。ただ音楽に合わせて揺れたりするだけだったんですけど、もともと音楽に合わせて踊るのが好きだったのですぐにハマっちゃいました。」

――そこからストリートダンスを踊るようになったのはいつ頃ですか?

「小学生になってからです。もともと地元のサークルで習っていたんですけど、そこでオーディションがあってチームを組むことになってから本格的に踊るようになりました。」

――最近はバトルでも活躍しているけど、初めて出たときのことは覚えていますか?

「小学5年生のとき。コンテストと違って振付がないし、どんな曲がかかるかわからないから、コンテストとはまた違う緊張感があったのを覚えています。」

――なぜバトルに出ようと思ったんですか?

「お母さんにも言われていたんですけど、コンテストだけでなく、色々な事にチャレンジしたくて。その中の一つにバトルがあって、ちょうどキッズのバトルも増えてきた頃だったし、自分の可能性を広げたいと思って出るようになりました!」

――小学生でそう考えられるのはスゴイですね! では、踊るときに意識していることは?

「バトルのときは、勝ち負けも大事だけど基本的には音楽に素直になれるように、かな。やっぱり個性が大事だと思っているから、周りに流されないように自分をしっかり持って踊るようにしています。」

すごく新鮮で刺激でしかなかった



――ダンサーとしてのポリシーはありますか?

「自分が決めたことは諦めない! 常に何事に対しても120%の力で全部取り組むようにしています。」

――SNSを見ていると自分の魅せ方が上手いな、と思うのですが、SNSで発信するときや踊るときに意識していることは?

「例えば、ファッションだったら自分が魅せたい部分を1番よく見えるように角度にこだわったり、色味を調整して、自分が良いと思う状態でアップするようにしています。ダンスだったら、アングルで見え方が変わるので、カメラワークを指示したり、撮られているときもアップにしたらどうなるかを意識しています。」

――これまでに海外へたくさん行っていますが、1番印象に残っている国は?

「アメリカ! ストリートで音楽流して踊って遊んでいたり、日本ではあり得ない光景だったからすごく新鮮で刺激でしかなかったです。」

――海外と日本のダンスシーンで何か違いは感じましたか?

「中1のときにRIEHATA TOKYOでアメリカのBODY ROCKに出て、日本と歓声が違ってビックリしました。それだけで自分たちのモチベーションも上がるし、すごく楽しかった! バトルだと、ルールも違うし、何でもアバウトで『えー! そうなの?』って思うことが多いです(笑)。そういうところについていくのが大変なので日本のようにルールとかはきっちりして欲しいと思うけど、海外の盛り上がり方は良いな、と思います。」

RIEさんは、辿り着きたくても届かない存在



――憧れのダンサーは?

「RIEHATAさんです!初めて見たのは、小学3年生の時に出たコンテストのゲストで踊っていたんです。めちゃくちゃ衝撃を受けて、そこからYouTubeでRIEさんの映像を探して真似ばかりしてました(笑)。」

――それからレッスンを受けにいくようになったんですね。

「それが、RIEさんのレッスンがあると聞いて受けに行こうと思ったら、RIEさんが妊娠して、講師が(RIEさんから引き継いだ)MIKAELさんになったんです。それからずっとMIKAELさんのレッスンを受けていたら『(RIEさんがレッスンをやっている)STUDIO SWAGに来てみない?』って声を掛けてくれて、小6からRIEさんのレッスンを受けるようになりました。もうただひたすらカッコ良かった!」

――RIEさんはどんな存在ですか?

「憧れ、目標、リスペクト、大好きな師匠です。」

――SNSなどを見ていると、RIEさんはReiNaちゃんにとっては師匠だけど友達のように接しているときもありますよね。

「怒ったところを見たことがないくらい優しくて、常に笑っていて明るくて、すごく前向きで一緒にいて楽しいし、おもしろいです! 同じ目線で接してくれるし、コミュニケーションをすごく取ってくれるので堅くならずに素直に私たちも接することができています。言ったことは必ず実行するところもスゴイんです!」

――今ではアシスタントをしたり、一緒に踊ることもありますよね。

「ずっと憧れていた人だったので、今こうしていることが信じられないです! 中2のときにシンガポールでやったワークショップで初めてアシスタントをしたんですけど、自分もRIEさんみたいに海外でも教えられるようになりたいな、と思いました。」

――今までたくさんのアーティストと共演していますが、その中で印象に残っているのは?

「やっぱりクリス・ブラウンです! 急にRIEさんから『アメリカ行ける?』って聞かれて、何かと思ったら『クリス・ブラウンのMVに出れる!』って言われて、『行きます、行きます!』って。返事をした2日後にはアメリカにいました(笑)。実感が湧かないまま飛行機に乗って、着いたらすぐに撮影だったんですけど、車で移動していたら渋滞にはまっちゃって『待たせるとクリスのモチベーションが下がっちゃうかも!』って、みんなでハラハラして焦りました。実際に会ってみたら『あと1テイクだからね!』ってみんなに話し掛けてくれたり、すごく優しかったです。RIEさんは『いつかクリスとコラボしたい』と言っていたので、本当に実現してスゴイと思いました。」

――今後、共演してみたいアーティストはいますか?

「たくさんいるけど、今はヨーロッパのダンサーのMAJIDとWAYDI。ワークショップを受けたり、一緒にバトルに出させてもらったことはあるんですけど、バトルしてみたい! それにヨーロッパには行ったことがないので行ってみたいです!」

高校生ならではのタイトルを獲りたい!



――今、高校1年生ですが、中学生の頃と比べて変わったことはありますか?

「キッズ部門ではなくなって大人と同じ土俵に立つから、スキルがあるのは当たり前だと思うようになりました。その中で自分の個性をもっと出していきたいです。」

――同年代のダンサーを見てどう思いますか?

「やっぱり日本のキッズダンサーはスゴイと言われているし、それぞれの個性、考え方が違って一緒にいて常に刺激を受けています。」

――Miaちゃん(K’steelo)のインタビューでReiNaちゃんは刺激をくれる存在だと言っていたけど、ReiNaちゃんにとってはどんな存在ですか?

「私も同じです。小6の時にバトルで出会った時からかっこいいなぁと、リスペクトしています。その時一緒にエキシビションバトルをさせてもらう機会があって、すごく嬉しかったです。」

――高校生のうちにやっておきたいことは?

「ダンスに関しては、高校生のうちにしか出来ないものにもどんどんチャレンジしていきたいです。それ以外だと英語の勉強。やはりどの国に行っても英語は必要なので、海外に行く度に英語が話せたらなぁと思っていたんです。だから、毎朝起きたら英語の勉強をするようにしています。」

自分のスタイルを世界へ発信させていきたい!



――普段はどんな生活を送っていますか?

「普段はやはりダンス中心の生活です。ジム、自主練、レッスンと、そして、YouTubeや、映画をみたり、音楽を聴いたりです。お友達と休みが会うときは、急遽でも会いにいきます。」

――ダンス漬けの毎日ですね! 自身のレッスンもありますよね。実際に教える側になってみてどうですか?

「レッスンを受けていたときとはまた違った感覚があって伝えきれない部分も多くて難しいです。でも、わかってもらえるとめちゃくちゃうれしい! みんなから刺激をもらうこともあります。」

――刺激し合える相手がたくさんいますね! これから、どんなダンサーになっていきたいですか?

「RIEさんにはRIEさんのスタイルがあるように、私も自分のスタイルを持てるようにしたいです。自分のスタイルをしっかりと確立させて、世界へ発信させていきたい!」

――では最後に、ReiNaちゃんにとってダンスの魅力って何ですか?

「ダンスの魅力は、やはり楽しいところです!音や、歌詞によって、色々な表現が楽しめるところです。そして、何よりダンスを通じて、沢山の友達ができるところが最大の魅力です」



(撮影●関純一 取材・文●msk(onelove))

【関連リンク】
ReiNaプロフィール:https://dancefact.jp/dancers/2000022687/